トランプ大統領の英断?中国製のアプリ全面使用禁止か? アメリカ

Tiktokに続き、Wechatも使用禁止へ アメリカ 海外のニュースまとめ

注意:)現地の裁判所がこれを一時的に差し止める命令を出したことを受け、措置の発動を当面見送ると発表しました。(2021年1月現在)内容的には古い情報にはなってしまうんですが、なぜトランプ大統領が全面禁止の強硬策を取ろうとしていたのか以下に解説してあるので記事も残しておこうと思います!読んで頂く際にはお気をつけてください。改めてですが、現在では措置の発動を当面見送ると発表されています。

今週の木曜にトランプ大統領はこの問題について言及しました。
デッドラインを9月15日と設定し、アメリカ系の企業に経営権を売却しなければ、アメリカ国内の使用を禁止するとしました。それに加えWechatに対しても言及し、Tiktok同様の大統領令を発しました。
Tiktokに関しては、Microsoftが買収すると言われており、予定通り進めば禁止されずに済むと見られています。しかし、Wechatの方の情報はまだなく、これからバイヤーを見つけるものと見られています。(経営権を中国から離すことが狙い!)

今回の記事は前回の続きとなるため、より深く理解していきたい方は先にこちらをご覧になるとわかりやすいのではないかと思います。

まずはWechatについて、聞き馴染みのない方も多いと思うので説明していきますね!

Wechatとはなにか?

ご存じない方もなんとなく名称で雰囲気はわかるのではないでしょうか?
そうです。日本でいうところの「LINE」をイメージして頂けたらわかりやすいと思います。
日本人のLINEと同様、多くの中国人にとってみても「Wechat」は生活に欠かせないアプリであり、WechatはTencentという会社によって経営されています。
Tencentのレポートによりますと、現在月に12億のユーザーがWechatを利用していると報告しています。すごい数ですよね…。

どうやってこれほどの規模の利用者を獲得できたかと言いますと、2011年から中国政府のサポートを受けており、中国国内での圧倒的なシェアに繋げました。中国政府はFacebookやTwitterなどの多くのアプリの使用を禁止しており、それが成功した理由とされています。なんと、中国政府が絡んでいたんですね!

リーグ
参照:リーグオブレジェンド公式サイトより

また、ゲームに馴染みのある方なら一度は聞いたことがあるのではないでしょうか?「League of Legends 」このゲームを制作したRiot Gamesの親会社がTencentなんですね。

このようにTencentはインターネット関連の事業からゲームまで幅広い業種を展開する中国の大手企業です。

なぜ、Wechatは中国人にとって欠かせないのか?

Wechatの圧倒的な機能の充実にあります。
私もWechatをダウンロードしているんですが、中国国内での利用と国外での利用で機能が異なるらしいんです。これは知らなかった!

国外は、メッセージ、通話、短い動画(ストーリー)を投稿をしたりと、LINEと同じですね!
国内はなんと、お店でのQRコードによる決済、医者に掛かる時の予約、銀行の手続きや、飛行機内の使用がWechatに制限されているなど。アプリと言えど全ての生活がこの1つのアプリで完結するぐらい機能が充実しているみたいです。

こういえばLINEも近年、機能がたくさん追加されていますよね。Wechatと同じ道を進んでいくのでしょうか?便利になって助かりますが、私は、時代の早さにいまいち乗り切れていません…。

WeChat

WeChat

WeChat無料posted withアプリーチ

本当に多くのユーザーがいて、中国系のディアスポラ(台湾、マレーシア)の多くでもWechatが使われています。
もし、留学、海外渡航を考えている方はダウンロードしておくと便利かも知れませんよ!一応リンクを貼っておきますね。

アメリカ、中国の緊張関係とそれに応じた動き

コロナの影響もあり、2か国間の関係は日に日に悪化してきています。
冒頭でもお話した通り、Tiktok、Wechat共にバイヤーや見つからなければ使用禁止になるとトランプ大統領は大統領令を発しています。

トランプ大統領は「自動的にユーザーの個人情報を捕え、中国の政党がこの情報にアクセス出来るように許可している。国家の安全を脅かしかねない。」と発言しました。

ただTiktok同様、Wechatに対してもどのようにして使用禁止にしていくかは決められておらず、不安な点は残っています。それでも9月中旬を目途にした実現には前向きで、それだけ国家の安全に関わる問題だと大統領は捉えているみたいです。

アメリカが目指す社会とは?

アメリカの国務長官が最新のアナウンスを出しており
「クリーンネットワークプログラム」の拡大を目指すといいます。

クリーンネットワークプログラムとは?

”センシティブな情報を中国のアプリや通信会社からアクセスさせないように、遠ざけようとの取り組みで、アメリカ国民、ビジネスを守るためのプログラム”のこと

具体的に言うと、中国系の通信企業(HuaweiやZTE)に対して資金提供はしないよう、国民に対してこれらの機器を使用しないように要請しているみたいです。

2016年にWechatを含む通信企業に対するユーザープライバシーに関する国際的な調査が行われました。この中の1項目に”国民は自由に発言出来るか?”があり0~100でスコア化されていたみたいです。結果は”0”でした。これからもわかる通り中国企業、特に通信を取り扱う企業は中国との結びつきが強いんでしょうね。政府を批判するような発言により逮捕なんていうニュースもありますから、厳しいですよね…。

中国によるアメリカへの報復が予想されている

アメリカはヒューストンにある中国領事館の職員退去を求めました。テキサスの領事館でも追随する動きを見せ、専門家は中国側からの報復があるのではないかと予期しています。
中国側からは大統領令に対し、法に基づいた権利の主張はしているものの、大きな動きは今のところありません。Tiktok、Wechatから発表された宣誓文でも強硬する姿勢は見せておらず、嵐の前の静けさといった感じでしょうか?一発触発の状況に変わりはないみたいです。

アメリカ国内で起きている事とは?

Tiktokの使用禁止が発表されたことで、Tiktokユーザーの若者を中心に、インターネットを経由して挑発的なメッセージが届くなど政権への不満を募らせているみたいです。
アメリカ共和党の議員は若者の間で大人気だったTiktokの使用を禁止したことで、政治的な副次的な影響の懸念を不安視しています。

アメリカでは今年11月3日に選挙選が行われる予定になっており、Tulsaというところで行われたトランプ大統領の演説会では会場の空席が多くみられたとか。多くのTiktokユーザーが反撃したと見られており、登録をしたのにも関わらず会場に姿を見せなかったといいます。

大統領令を受けた、Wechat側の対応は?

実際のところアメリカで使用禁止になることで大きな影響が出ることはないと考えているみたいです。

しかし、ゲームにまで及んだら大きな影響を間違いなく影響を与えるだろうと言います。Tencentにとって売り上げの多くはゲーム(モバイル含む)市場から得ており、「League of Legends 」は世界的にヒットしています。アメリカのゲーム市場は世界でも有数であり6月にはポケモンとの共同開発の新しいゲームの情報がリリースされたばかり!

いまのところTencent側からは「状況を見る、理解できるような説明を要求」に発言を留めているものの、アメリカで3百万人のユーザーのいるWechatにおいて、ユーザーからのアメリカ政府に対する風向きが変わることは間違いないでしょう。

まとめ

コロナを中心にした、ニューノーマルが世間に浸透しつつありますが、世界の国家間のニューノーマル、序列の変動も起きてきそうな気配がありますね。
とは言っても、目に見えるような表立った対立ではなくもっと深い高度なところでの権力争いが起きてきそうですね。その1つが5Gを巡る米中の覇権争いってことでしょうか?

近年ますます時代の変遷が加速してきていますから、なんでも受け入れていこう。ぐらいの柔軟な姿勢が求められる時代になってきそうですね。
「キャッシュレス決済?なにそれ?怖い。」ちなみに、これは今の私の居場所を表しています。笑

世界の覇権を取るのは民主主義か社会主義か。覇権を取ることが幸せなのか。国家としての在り方が問われる時代も来るかもですね。こうやって「かも」「知れない」を考えることは自身の柔軟な対応に繋がると考えています。考える力を持っている人がこれから来る未来でも生き残っていける。そう予想しているのは私だけでしょうか?

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