人気教材「一億人の英文法」がわかりにくいは本当?使い方を解説!

一億人 英語勉強法

みなさん、こんにちは。本日も英語の勉強を継続していますでしょうか?
今回は、英語学習者なら一度は聞いたことがあるであろう英語教材の金字塔「一億人の英文法」について個人的な意見も交えながら解説していきたいと思います。

まだお持ちでない方、また購入を検討されている方参考にしてくださいね。
お持ちの方は、ご指摘がありましたら、是非ありがたく頂戴したいと思っています。正しい情報を多くの方へ伝えられるように今日も頑張ります!ではいきましょう!

まずは、どのような人に向けて書かれた教材なのか見ていきます。

一億人の英文法のコンセプトは?

「一億人の英文法」は、英語を必要とする日本人すべてのために作られた新しい英文法体系です。中学生から大学受験生、さらに仕事で必要とされる方まで、どなたでも楽しみながら英語の実践力を身につけることができる内容になっています。(参照:著者の大西泰斗さんの「はじめに」より一部抜粋させていただきました。)

と書いてある通り、説明、解説がずらずら書いてあるような従来の文法教材ではありません。あくまで実践力にフォーカスしており、筆者である大西先生は日本での英語学習と実践的な英会話でのギャップを感じ、文法を学んでからそのあとに英会話を学ぶのは効率が悪いと感じたそうです。

そのためできたのが、この「一億人の英文法」仕様は説明の通り、活きた英語を学ぶこと!今までの段階を経る英語学習ではなく、一括にやってしまいましょう。というのがこの教材のコンセプトなのです。次にどんな方がこの教材をフル活用できるのか見ていきましょう。

この本の対象をチェック!

先ほどお話をした通りこの教材のコンセプトは”活きた英語”を学ぶことです。もしかすると以下に該当する方は一冊まるまるフル活用できないかも知れません。お気をつけ下さいね!

  1. 英語学習をこれから始める方
  2. 文法の基礎から英語学習を始める方には難易度が高い教材になっているかも知れません。実際私自身も英語学習を始めた当初一番に購入したのが「一億人の英文法」でした。その時に感じた率直な感想は、初心者には難しい…。理解はしていけるとは思います。しかし効率を考えるのであれば、基礎を学んだ後からこの本をスタートさせる方が賢いと感じました。
  3. 受験生
  4. 個人的にこの教材は、英語に興味を持つことができる良冊であると思います。英語の学習の考え方や骨格はここから学んだと言っても過言ではないです。英語が仕組みがわかるにつれて英語学習が面白くなることは間違いありません。しかし、受験生はやることが多いですよね。時間に余裕がある方にはおすすめですが、英語学習はあくまで受験のため!と割り切っている方にはおすすめではないと感じました。

このように万人に向いているという訳ではないんですね。文法の教材の多くがベーシックな説明に多くページを使うのに対して、この教材はアドバンスの部分に多くページを使っていると説明したらなんとなく理解していただけるのではないかと思います。

この教材を使うことは私にとって2つのメリットがありました。まず、学習が深まります。それと共に、勉強という枠組みを超えて言語の奥深さのようなものを感じることができました。”英語に興味を持つこと”英語学習における一番大事なところ。そこに気づかせてもらいました。

この教材は人を選びますが、英語学習の目的が英語を話せるようになりたい方へは間違いなくおすすめの1冊と言えると思います。

長年おすすめ、支持されている理由はどこにあるのか?

出典:acworksさんによる写真ACからの画像

これだけロングセラーを続けている訳ですから、理由がない訳ないですよね。その理由のひとつがこれまでもお話している通り、一歩踏み込んだ英語学習ができるというところだと思います。
また、この教材には索引がありません。そこには、最初から最後まで読んでほしいとの筆者の想いで”あえて”付けなかったらしいです。(第17版発行現在)索引があると必要な情報は読まれますが、その他の内容が飛ばされてしまう可能性がありますからね。

ちなみに索引ですが、こちらの公式のホームページから検索できるそうです。(最新2021年1月現在)

また”一切の無駄が取り除かれている。”との印象もあり総ページ700ほどですが総ページ以上の満足感を感じることができました。教材の完成度がすごく高い。人気の理由はそれに尽きると思います。

私も何周も何周もしています。あれどこに解説あったっけな。ってパラパラめくっている内に、復習もできてしまいます。もしかしてそれすらも狙い?なんて勘ぐってしまうほどのよく作られていると感じる1冊となっています。

さて、いよいよ次は今回の本題へと入っていきます!なぜこれほどまでに支持されるのかその秘密に迫っていきたいと思います。そこには様々な工夫がこの教材には施されていたのでした。

説明が口語的で読み進めやすい!

個人の意見ですが、英語の参考書というとどうしても”淡泊で分厚い”イメージを持っています。内容も淡々と説明が書いてあるだけで、いまいち面白みがない…。内容も受験に向け全て網羅しているような構成になっており「いつ使うのそれ?」というようなマニアックな表現であったり「絶滅寸前の表現」もたくさん掲載されています。

受験のためなので出題される可能性がある限りは、説明が必要になってくるんだとは思いますが、覚えることが多いゆえに、英語は記憶するものとして捉えている方も多いのではないでしょうか?そのため英語教材によって英語に対して苦手意識を持ってしまう受験生も少なくないと思います。

しかし大西先生「どうしてこの形を取るのか?」のように英語の形を理解し、全ての英語の成り立ちにも理由があるといいます。形式的に覚えてしまうのは、楽ですよね。実際それでも問題を解くことができます。

ただ「どうして?」と知ることで英語は応用に応用をしていけるようになるんですね。そのための知識はあって不足ないと思っています。それが口語的で読みやすく楽しく理解していけたらどうでしょうか?学ぶことが苦じゃなくなりそうですよね。理由の説明を理解することは一見遠回りに見えますが、英語学習にとって案外近道だったりするんですよ。

英会話でもそのまま使える例文が秀逸!

「話せる英語を最速で達成するための文法書」をテーマにされていることもあり、例文にもすごくこだわりを感じられる作りになっています。私自身も英語学習をやっている端くれとして、一言述べさせて頂くと”例文をそのまま英会話に使える”ところがこの教材の強みだと感じました。

全ての英語の教材にも例文はついてますが、それら例文は文法の説明のために使われており、実際の英会話で使う英語とは、かけ離れているように感じます。しかし、先述の通りこの教材は話せる英語のために制作されているため、英会話で使えるフレーズが多いんですね。こだわっているからこそ、読み手もそのフレーズを使う場面が想像できる。使う場面が想像できるとフレーズをそのまま使える。使えるようになると脳に定着する。いいサイクルができますよ!

私自身の実体験ですので、参考にして頂けるのではないかと思います。英会話のスキルを上げたい方。文法に自信がある方も、是非手に取ってみて内容を確認してみてください。フレーズの秀逸さにびっくりされると思います!

イラストが多く、カラフルで見やすい!

私が初めてこの教材を見た時に最初の印象はこれでした。「イラストが多くて、カラフル!」ほとんどの説明に対して色が付けられていたり、イラストが使われていたり、視覚からの情報がすごく多いです。文字ばっかの情報量のめちゃくちゃ多い教材だと退屈ではないですか?勉強していても面白みがないですよね。それでいて視覚からの情報は限りなく少ないように感じます。

私は以前こんな風に考えていました。「教師による講義が一番勉強になる。」と。しかし、考えが変わりましたね。イラストってすごく映像として記憶に残りやすいんです。本の媒体だという弱点をうまく利用しているなと思いました。

また、本書の中でも何度も説明があるように英語はイメージが大切だといいます。そのためイラストが多く使われているんですね。視覚からの情報もあることで記憶に定着しやすく、飽きずに勉強を進めていくことができます。一見覚えることが大変そうな前置詞もイメージをするとわかりやすいんですよ。

(下手ですみません…笑)
このようなイラスト付きで解説されており”英語はイメージで覚える。”この概念もここから学びました。前置詞だけではなく、英語学習全体に言える大切な考え方。読んだみなさんが同じ思いを感じて頂けると思います。英語学習の概念が変わる可能性すらありますよ!

痒い所に手が届く上級者にもおすすめな解説

最後は、多くの参考書をすでご覧になってきた上級者にも是非ともおすすめしたいということです。私自身も多くの参考書を併用して英語の知識を得てきました。ベーシックな文法の解説は多くの解説書にて説明がされていると思います。だからこそ「へー!なるほどだからか!」と感じることが少なくなっていくんですよね。

参考書ごとに学習順序が違ったり、特色はあります。しかし読み終えてトータルで考えてみると内容はほぼ変わらなかったです。私が経験した中で、一番悲しかったことがせっかく読んだのに知っている内容で終わってしまうことでした。確かに今まで勉強してきたことの確認はできますが、それ以上はない…。

だからこそ一度この教材を見て欲しいのです。学びがたくさんありますし、説明が生きている感覚がそこにはありますよ。本なのに、まるで目の前で解説されているような感覚になったのは後にも先にもこれだけです。

今日のまとめ

個人的には、なぜ「一億人の英文法」が多くの英語学習者に支持されているのか理解できました。ただ、人を選ぶ教材であるということも事実なので目的に合わせて活用していくのがベストだと思います。繰り返しになりますが、受験勉強と英会話の間に生まれていたギャップに気づき、その両立を実現しているこの本の考え方は多くの英語学習者にとって必要な考え方であると言えると思います。

私はこの教材から”英語を学ぶこととは何か?”を学ぶことができました。それが英語の知識以上に私に大きな影響を与えてくれたとも思っています。私の英語学習にとって切っても切り離せない教材でしたので本日は簡単にですが、ご紹介させていただきました。

もし参考にしていただけたら、手にとって内容を確認してみて欲しいです。大きい本屋さんであれば見つけることができると思いますので、一度確認してみても面白いのではないでしょうか?

と、いうことで今回はなぜ「一億人の英文法」はロングセラーを続け、人々に愛されているのか。について個人的な意見を交えながら解説してみました。今日も読んでいただきありがとうございました!

こちらは他の英語教材「キクタン」の解説をした記事になっています。よかったら併せて読んでみて下さい。

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