コロナ禍における深刻化するHIVの問題とパプアニューギニアが直面する今

HIV Bad News

IVときいて何を連想しますか?かなり個人情報的な話になるので、あまり耳にする機会もありませんよね。僕も学生時代に授業で聞いた程度でした。

しかし調べていくうちに、現在でもこの病気によって命の危機に直面している人たちが世界を見渡すたくさんいることがわかりました。

かつてはHIVに罹患したら(エイズを発症する恐れがあるため)死を宣告されたも同然というような考えもあったみたいです。今日は僕と一緒に改めてHIVについて考えてみませんか?

HIVとは何か?

HIV(Human Immunodeficiency Virus)はヒト免疫不全ウイルスと呼ばれ、母子感染(出産、授乳時での感染)、血液感染(注射器など使い回しで起こる感染)、性感染(セックスによる感染)と大きく3つの方法によって感染します。感染するとすぐに症状が出るわけではなく通例2週間ぐらいのラグがあるとされています。インフルエンザに似たような症状を発症し、体内にHIVが増えてくるとエイズを発症する可能性がある。

HIVにはARTという治療薬があるのはご存じですか?伝染するリスクを抑えられ、また長く生きることも可能にします。この治療法はあくまで完治を目指すものではなく、エイズの発症を抑えるためのものです。

しかしこの変化は大きく世界の人たちに影響を与えたそうです。今回はパプアニューギニア方たちのHIV関連を取材した記事が投稿されていたので少し触れていきたいと思います。

なぜ日本ではあまり耳にしないのか。それと合わせてみていただけたらと思います。

パプア

パプアニューギニアで今起きている事

本題に入る前にもうひとつ覚えて頂きたいのが、このウイルスは突然変異をする性質を持ち、ずっと同じ治療法で状態の維持が出来ないということ。現在の段階で3つの治療法があるということ。です。

ウイルスに耐性がついてしまうことを、薬剤耐性といいます。

このレートがパプアニューギニアでは世界でトップ5に入るらしく、端的に言うと現状の治療法を続けていたら、薬の効果を得られない人たちがたくさん出てきてしまうということです。実際HIVに感染された18%の人々が薬剤耐性に苦しんでいると言われています。

さらに深刻な問題となっているのが、毎日投与すべきの薬を投与していないのです。恥ずかしながら、僕は危機感や意識の欠如が原因ではないかと推測しました。みなさんは何故このこのような行動をとってしまうんだと思いますか?

答えはしたいのに、できないでした。日本は豊かな国であり、だからこそHIVに罹患したとしても死を連想することはない。つまり、ニュースなどでも取り上げられにくいのです。また人権が関わっているという事情もあるのでしょうか。

彼らのような国では薬の供給不足が深刻化しており、特に僻地のエリアへはより供給が間に合っていないと言います。医師によると本当であれば数か月分の薬を渡したいそうです。しかし、在庫の関係、また平等に分配するため二週間程度しか渡すことができないのが現実だそうです。

僻地に住んでいる人たちは薬を処方してもらうために、毎回病院に通う必要があり、貧しい人たちは基本的に郊外に住みます。このような地域には生活難によりバスの運賃ですらも支払う能力のない人もおり、供給不足と経済的な問題の二重苦で数週間、数か月もの間薬なしで生活しなくてはならない方たちもあるとか。

それでも、彼らは幸せだと言います。20年前に発症した方によると、当時はARTがなくエイズによる死が怖かったようです。

現在では子供を持つお母さんになったそうなんですが、子供の顔を見れる日が来るとは思わなかったとか。ARTは人生を私の人生を変えた、最初に産んだわが子を見たときに生きる活力を得たそうです。

しかし、問題が全て解決したわけではない・・・

先ほど少し触れましたが、パプアニューギニアのHIV感染者18%の方たちが薬剤耐性に苦しんでいるとお話しました。

また世界に3つしか治療法がないことも。つまり、3つのうち2つからすでに薬の効果を十分に受けることができず、新しい薬(最後の薬)を使っている方がいるということです。

また彼らは、すごく不安を感じているようそうです。もしこの薬も効かなくなったら他に選択肢がありませんからね。しかし、去年政府が新しい薬の導入をしたばかりで、不安の反面いい変化でもあるそうなんです。

またコロナウイルスがこの大掛かりな計画(新しい薬の導入)を止めていると言います。タイミングはよく、ロックダウンする前にこの新しい薬は国内に入ってきたらしいですが、新しい取り組みのため専門に扱える人材がいないことを問題に挙げています。

医師たちはオンラインで講義を行い、急ピッチで体制を整えるのに力を注いでいるそうです。また国内の移動禁止により、薬を運べないとの問題もあるそうです。

最後に

元記事をきっかけにHIVについて少し詳しくなることができました。日本では取り挙げづらい問題であること、また誰でも薬にアクセスできること。これらの理由により、僕自身は恥ずかしながらこれらの情報に触れる機会がほとんどありませんでした。

しかし世界を見渡すと日本がこれまで成長期に経験してきた問題が世界のどこかで誰かが問題に直面しています。

この記事を通して改めて不安がなく生きられる今の世の中は素晴らしいと思いましたし、今の見ている世界が世界の中心ではないんだなと痛感しました。日本医療体制は進んでいますが、しかしHIVの怖さを忘れたらいけませんね。

正しく怖がる。何事にも通ずることだと思います。僕の記事によって少しでもHIVのことが身近に感じられましたか?だとしたらすごく嬉しいです。

こちらも日本に馴染みのない海外のシリアスなニュースになっています。→「女性器切除」なぜ残酷すぎる文化が未だ残されているのか。を解説してあります。

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