世界で一番栄養価の高い食べ物は何だと思いますか?アメリカのメディアが科学的な根拠に基づき、ランキング系形式で発表しました。
今日は、その中の1つチアシードを紹介します。スムージーなどに使われ、健康志向の高い方にはすでにお馴染みかも知れません。ご存じの方も、あまり詳しくない方も一緒にチアシードについて学んでいきましょう。

引用先:まぽ (S-cait)さんによる写真ACからの写真
見た目は、ゴマのようですね。ゴマ同様にチアシードオイルなるものもあるみたいです。気になる特徴はこちら。
- 低カロリーでありながら豊富な食物繊維を持つ。
- マンガン、マグネシウム、リンなどのミネラルも豊富。
- 脂質の内、50%がオメガ3脂肪酸。
- 近年スーパーフードとして認知されるようになり、世界中で消費されている。
ダイエットに効果あり? 最強食材チアシード
古くは古代マヤ文明の頃から食されており、マヤの言葉で“力”を表すみたいです。もともとは主食として食べられていたとか。それが今の時代になり、食事摂取基準などを満たしている事から再び注目を集めるようになったそうです。
ちなみに、食事摂取基準とは食事で摂取すべきエネルギーや栄養素のことです。ここではさらに深く掘って具体的に何がすごいのか。を説明していきます。
豊富な食物繊維
ランキングが作られるきっかけとなった、専門家の意見ではチアシードは体重の減少を助けるといいます。
炭水化物28gにおけるチアシードの食物繊維は25gで重さの40%が食物繊維だとか。この数値は世界でトップらしいです。
また28gで137キロカロリーと低カロリーでありながら、食物繊維がお腹の中で広がることにより、満腹感を感じられます。
それだけでなく、食物繊維は腸内のバクテリアを食べてくれる役割も持ち、腸内環境を整えるのにも効果を発揮するとのことでした。


豊富なオメガ3脂肪酸
オメガ3脂肪酸とは・・・血管壁の脂肪の蓄積を予防するもので、血液の流れを正常に保ちます。植物性のALA(α-リノレン酸)と動物性のEPA(エイコサペンタエン酸)、DHA(ドコタヘキタゴン酸)から成ります。
全身に栄養素、酵素を送ることで、動脈硬化を防いだり、ストレスの軽減に効果的です。
チアシードには植物性のALAが含まれており、オメガ3脂肪酸の数値としてみるとサーモンより含有量が多いらしいです。(グラム当たり)
DHAが3種の中で一番大切なオメガ3脂肪酸と言われており、研究では体内に取り入れられたALAは一部、EPAやDHAになるとか。
注意:ただ厳密にはEPAにはなるが、DHAにはならないとの研究結果もあり、正確な答えはわかりませんでした。
ただ残念な結果も
これだけメリットを並べるとチアシードは最強食材だと勘違いしちゃいそうですが。90人で実験が行われたそうです。内容は50gのチアシードを4か月間食べるというもの。結果は変化がなかったそうです。
ただそのうち62人の体内のオメガ3脂肪酸の数値が増えました。対照的に、糖尿病を患っている方を対象にした実験では、カロリーを減らした食事にチアシードを6か月間食べてもらうと、大幅な体重の減少がみられた。とのことでした。
つまり、チアシード自体では体重の減少に大きく影響を与えることは少ないが、間違いなく体重の減少を助けるとのことでした。
摂取とともに適度な運動と睡眠。そうすることによって、ヘルシーなライフスタイルの確立ができそうですね。やはり、食べてるだけで~なんていう裏技みたいな方法はないんですね。笑
とはいっても、心臓病のリスクを下げたり、高血圧にも効果的。骨の生成に、糖尿病にもいい。なんていう研究結果もあり、スーパーな食材にあることには変わりはなさそうです。
リアルな食べ物をベースに、ヘルシーな食事を心がけたいならおすすめですよ。ただ前提として、食べる他運動を始める等、ライフスタイルの変化は必要です。


引用先:RIMAKOsanさん,acworksさんによる画像ACの画像
こんな方法で食べるのがおすすめみたいですよ。体と整えながらこんな食事ができるなんて、オシャレすぎませんか?笑
コロナの影響で、おうち時間がどうしても長くなりがちですが、このように食生活を見直すいいチャンスかも知れません。これを機に見直してみませんか?
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